旅ごころブログ🐒

心理カウンセラーをしている筆者が心理学の知識を紹介するブログです。趣味の旅行で行ったおすすめスポットや飲食店の紹介もしていきます。

結婚をしたのに好きな人ができた、忘れられない人がいる、そんな時どうしたら良い?行動化しないための対処法を紹介

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カウンセリングセンターでカウンセラーをしていたころ、「(自分は既婚者なのに)好きな人ができてしまった。どうしよう」という悩みを多くの方から聞いたことがあります。

配偶者を裏切るつもりはないし、配偶者のことも好きなのだけど、違う人のことが気になる、あるいは忘れられない、という悩みです。

行動化しないのであれば深刻でもないような気もするのですが、このような内容は家族や友人には相談できないので、お金を払ってでもカウンセラーに相談を、ということなのでしょうか。

 

今日は「結婚しているのに好きな人ができた」「結婚しているのに忘れられない人がいる」人が、それを何とかしたい時におすすめの記事です。

 

 

結婚しているのに好きな人ができた、忘れられない人がいる場合のパターン

相談者の方の多くは以下の2つを望んでいました。

 

①この気持ちを消したい

②ばれないように不倫をしたい

 

①の場合は、自分は十分に幸せなのだから、今の生活を壊すつもりは一切ない。だけど好きな人のことを思うと胸が苦しいし、その人が誰か他の人と付き合ったり結婚したりしたら耐えられない。自分のこの思いさえ消えてしまえば幸せなのに・・・という考えですね。

 

②の場合は、今の生活が壊れてしまうのは困るけど、好きな人との関係を勧めていきたい。何とかうまくできないだろうか、この気持ちに共感して欲しい、という場合です。

 

 

既婚者なのに好きな人ができた!対処法はないの?

さて、結婚していても好きな人ができた、と相談に来られる時のパターンを紹介しましたが、これをどうしていけば良いのか、が重要ですよね。

 

まず明らかにするのは「何を目的とするのか」です。

 

・好きな人のことを忘れたい

・好きな人と正式に付き合いたいから今の配偶者と別れたい

・周囲にばれないように好きな人と付き合いたい

 

同じ状況でも人それぞれ目的は異なると思います。

 

 今回は「結婚しているけど好きな人ができた。この気持ちをどうにかしたい、忘れたい」というのが目的、という前提で書きます。

 

最初に大切なのは「気持ちを忘れることはできない」ということを認識することです。

好きな気持ちがなくなり興味がなくなる、など気持ちの変化はあり得ますが、意図的にできるものでもありませんし、「忘れる」のように綺麗さっぱり記憶からなくす、というのはもっと不可能です。

 

しかし「行動化しない」ということであれば可能です。

好きな気持ちを行動化せずにただひたすら耐えることができれば、時間の経過とともに気持ちは薄れていきます。

好きな気持ちを秘めておくのは苦しいと思いますが、あなたの目的が「家庭は壊さない」「好きな人への気持ちを忘れたい」ということであれば行動化をしないようにするのは最善の道です。

 

ここで紹介するのはそのための対処法です。

 

接触時間を減らす

心理学では単純接触の心理と呼ばれる法則があります。

ただ顔を合わせる機会が多い、というだけで好意的な感情を持たれやすい、というものです。

逆に言えば、接触する時間を減らすことができれば、好きな気持ちをセーブしやすいということです。

ちなみに、接触と言っても実際に顔を合わせるだけではありません。

相手のSNSは見れないようにすべきですし、相手の興味のある音楽は聞かない、好きな映画は見ない、など相手を連想するものとも一時期距離を置いたほうが効果的です。

 

②正当化していることに気づく

「相手も含めたグループで仲が良いから飲み会で一緒になるのは仕方がない」「仕事で必要な連絡だからラインをするだけ」などと行動を正当化してしまう場合は、それに気づいていくことが大切です。

家庭を壊すくらいなら飲み会には一時期は参加しない、仕事で本当に必要なら職場の内線や社内メールを使えば良いことなどは自分がよく分かっていると思います。

 

でも、人間は弱い生き物です。

恋心は強烈に心を揺さぶるので、正当化をしてなんとか相手と会おうとしたりしてしまうものです。

 

「正当化して言い訳しているけど、ただ一緒の時間を過ごしたくてしているだけだな・・・」

と気づいていければ良いですね。

 

③ルールを設ける

正当化していることに気づければ、次はルールを設けてみて下さい。

・仕事の用事は内線で

・相手のSNSは見ない

・相手のことを考えてしまった時には運動して忘れる

・配偶者への気持ちを復活させるために月に一度はデートをする

など、これなら守れそう、というルールを設けて実行する。

自分で決めたことを実行することで、凝り固まった感情は流れていくものです。

 

④相手からの好意を受けないようにする

自分が相手を避けることはできても、相手からもしも行動を起こしてきたら?

不倫でも良い、と言い寄られたら断るのはかなり難しくなりますよね。

そもそも、相手には絶対に自分の気持ちを伝えるべきではありませんし、ばれてもいけないと思います。

過去に告白をしたことがあっても、今は家族が大切、幸せ、という姿を見せるべきです。

相手があなたに興味を持たないようにすることで、結局はあなた自分を助けることになります。

 

 

ヒロインになれる恋愛は心が燃えるもの そんな時には知的理解を

良し悪しは置いておいて、結婚しているけど忘れられない人がいる、出会う順番が遅かっただけで運命の人だ・・・

なんてのは当事者としては心が燃えるものです。

せつなくて苦しくて、周囲の現実的な意見がとても冷たくつまらないものに聞こえると思います。

世界中にたくさんの人がいるのに、その瞬間だけは自分がヒロインになったように感じるのでしょう。

 

そのような感情は、心理カウンセラーとしては否定はしません。

人間は感情的な出来事に強く心を動かされますし、その記憶は強烈でなかなか消えませんし、安心や安定よりも刺激的にうつるものだからです。

 

もちろん自分の人生なのでどの道を選ぶのかは自分で選択をしていくものだとも思います。

 

しかし、配偶者以外に気持ちがあるけど、何とか行動化を止めたい、今の幸せを大切にしたい、というのであれば「知的理解」というのはとても効果的です。

 

今の自分の状況を客観視して、現実的な対応を検討し行うことです。

 

それはとても無機質でつまらなくうつるかもしれませんが、まずは半年間それをしてみて下さい。

意外にもあなたの恋心よりも現実的な生活のほうが大切だったことに気づくものです。

 

 

おわりに

一人の人を愛し続けるのはとても難しいことです。

それでも結婚をすれば子どもの有無に関係なく家族になります。

そこには恋心だけではない強いきずなも生まれるでしょう。

 

忘れたい恋がある人はついつい考えこんでしまいますが、思いにふけるよりも現実的な行動を取る、を心がけて自分の気持ちを整理してみて下さいね。