日常のあれこれを悩んでしまう方はいませんか?
・朝気分が乗らずに仕事に行くのがおっくうに感じる
・満員電車でふらふらする
・病院の待ち時間が長くて憂鬱だ
・職場に馬の合わない人がいる
・付き合っている人がつれない
心が病んでしまうほどではないけど、なんだか憂鬱、おもしろくない、シャキッとしない、そんな気分になった経験がある方は多いと思います。
またこれが一度なると長く続くこともあり、生活の質が落ちてしまいますよね。
今日はあれこれ悩んで憂鬱になった時の解消法について書いていきます。
感情と行動の悪循環を知ろう
このように小さなことであれこれ悩んでしまう、元気が出ない、などの時は、感情と行動の悪循環が起こっているいます。
憂鬱な気分、落ち込む気分になった時、あなたはどのような行動を取りますか?
「よし、運動をして発散をするぞ!」
とはなかなかならないと思います。
「ごろごろ寝てしまう」「スマホをいじって時間が過ぎていく」
などの行動を取っていませんか?
私たち感情と行動は繋がっています。
憂鬱になったり落ち込んだりすると、行動面もはきはきと行動できなくなったり、何かをするのが億劫になったりします。
そして、ごろごろと何もしないと「こんなんじゃいけない」「ああ、またこんな時間まで起きてしまった」と気持ちもさらに憂鬱になります。
これが感情と行動の悪循環です。
でもこれは裏を返せば、感情、行動のうちどちらかを改善できれば、もう一つも自然と改善される、ということです。
あれこれ悩んでいる時に「元気を出せ」と感情面にアプローチしてもなかなか効果は出ません。
悩んでしまう時に変化させるのは行動面からがおススメです。
行動を変えることで感情の憂鬱も自然におさまってくることはよくあります。
あれこれ悩んでしまう時はまずして欲しいこと3点
悩みを解消するための行動でおススメなのは3つあります。
・睡眠時間を確保
これは絶対に大切です。
できれば8時間、最低でも6時間は睡眠時間を確保してください。
寝る時間はもちろん夜に寝て朝起きるリズムです。
睡眠時間の確保は難しいことですが、寝不足の状態で心身が元気になることなんてありえません。
まずは1週間継続してみて下さい。
心が晴れていくのを実感できるかもしれません。
・食生活を整える(高タンパク意識)
精神科の患者様でも、とても不安定だった方が入院して、きちんと栄養を摂るようにしたらかなり改善した、というケースはとても多いです。
たんぱく質や野菜、炭水化物をバランス良く食べるよう意識してみて下さい。
自分の食生活を少し振り返ってみると、「あきらかに野菜が少ないよね」「ダイエットって言って炭水化物を抜きすぎていたかも」「節約のためにお肉を全然食べていなかった」と気づくことはたくさんあると思います。
足りない部分を補う気持ちで、継続すると心身の変化は必ず起きます。
・筋トレをする
正しい筋トレはメリットがたくさんあります。
睡眠の質は向上されますし、ホルモンの分泌も促されます。
もちろん筋トレをして気分がリフレッシュすることもあるでしょうし、体力もつきます。
もしも筋トレにはまれば趣味もできるわけです。
できる範囲で無理せずやってみて下さい。
悩みは気分の問題?
「悩みは気の持ちようだ」
というのは少し乱暴すぎますが、あながち間違っていません。
・借金がある
・家族が病気だ
・いじめにあっている
などの具体的な悩みがある場合もありますし、精神的な病気になっている時は普通とは違う精神状態にはなると思います。
しかし、世の中の多くが「何となく憂鬱」「小さなことで悩んでしまう」「元気が出ない」などの根源のない気分的な問題です。
もしも具体的な悩みや心の不調がある場合は、それらを解決しなければいけませんが、解決するための元気を出すためにも先ほどの3つのポイントは大切になってきます。
身体を十分休息させ、栄養を与えて運動で鍛える、これをすることで自律神経やホルモンバランスが整い、正常な心の状態に近づけるのです。
今年の目標が決まっていない方は、この3つを意識して生活する、を目標にしてみて下さい。
すべての不調が消えるわけではありませんが、一年継続すれば、あなたの心身は今よりも健康になっていると思います。