お正月休みも終わりが見えてきましたね。
長い連休明けは心も身体も疲れていることが多いです。
連休中にたくさんの人に会ったり、遠くに出掛けたりしても疲れはたまるし、家でごろごろしていても身体がなまってしまうし・・・
そろそろ仕事や学校だと思うと気が気ではないし・・・
連休後は自殺率も上がる、と言われるほど「休みが終わる」のは私たちにとってストレスになります。
休み明けも明るく・・・とまでは難しくても、思いつめることなく活動ができるように、正月休みが終わる前に心と身体をリフレッシュさせる日を一日作ってみてはいかがでしょうか。
今日は「休日が終わる前におススメのリフレッシュ方法」を紹介します。
長い連休が終わる!その前にできる心と身体のリフレッシュ方法
①リラクゼーション効果の高い運動
スポーツをするのでももちろん良いのですが、ゆっくりとした動きでリラックス効果の高いものだとなお良いです。
例えばストレッチやヨガなんて良いですね。
ゆっくりとした動きに呼吸も合わせれば、無意識に心にあった不安や焦りも解消されますし、全身の力が抜けて身体のコリの解消にもなります。
②呼吸法
呼吸法はリラックス、頭のリフレッシュ、ストレス解消など、様々なことに効果があります。
簡単にできる呼吸法を紹介します。
・静かな部屋で楽な姿勢になる
・目を軽くつぶるか薄目にする
・鼻から息を吸う。1、2、3で吸って4で止める
・口から息を吐く。5,6,7,8,9,10で吐く
・5回程度繰り返す
ポイントは吐く息の方を長くすることです。
呼吸法はいつでもどこでも行えて、非常にリラックス効果の高いものです。
ストレスの発散や怒りを抑えるのにも向いていますし、焦っている時や憂鬱な時でもおススメです。
③カーテンを開けて換気をし、太陽の光を浴びる
私たちの心は太陽の光にとても左右されます。
太陽の光を浴びることでうつ病の予防ができたり、生活リズムを整える効果があります。
明日から仕事や学校・・・と憂鬱になる時こそ、空気を入れ替えて太陽を浴びてみて下さい。
心がリフレッシュされるだけではなく、目が覚める効果もあるのでリズムも整いますよ。
④明日からの準備をする
身支度だけではなく心の準備もしてみて下さい。
乘る電車の時間を再確認したり、持っていくものを準備したり、明日の予定を確認したり・・・
明日の準備をしている間に心も準備が整います。
長い連休終わりと自殺率の関係
GWやお正月休み明けは自殺を実行する子どもが(大人も!)多く、専門家も警報を鳴らしています。
私が年中無休の電話相談業務をしていた時も、明日から学校、仕事、という日は相談がとても多く、「死にたい」「行きたくない」「気持ちが追い付かない」という声が多数ありました。
短いスパンで見ても、日曜日や月曜日は自殺率が上がる、とも言われています。
それだけ私たちはストレスを抱えながら社会生活を送っている、ということでしょう。
死んでしまうくらいなら仕事も学校も休んで良いのです。
でも、その決断が実際はなかなかできません。
「みんな頑張っているのに」
「こんな気持ち誰にも相談できない」
と自分を追いつめてしまいます。
家族や友人に相談したり、気持ちを吐き出すだけでも楽にはなりますが、身近な人にはできない、という方もいます。
そんな時はぜひ電話相談を利用してみて下さい。
電話相談は全国で行われており、本名を名乗る必要もありませんし、たった一回の相談でも気軽にできます。
トレーニングを受けた専門家が相談業務に当たっていますし、秘密も守られます。
たくさんの相談電話があるので、自分の悩みに合う相談電話を調べてみると良いと思います。
24時間対応、無料のところも多くあります。
「よりそいホットライン」
「チャイルドライン」
「いのちの電話」
など調べるとたくさん出てきます。
何かがあった時のために、事前に調べておくことをお勧めしますし、本当は家族で共有するのもとても良い方法です。
「何かあれば家族が全力で力になるけど、もしも身近ではない誰かに話をしたいと思うことがあればこういう電話があるよ」
と話し合えれば自殺を防ぐことができる可能性はあります。
連休は楽しいものですが、楽しいことには終わりがあります。
そしてまた連休はやってくるのです。
苦しい気持ちを吐き出したり対処したりして、明日からもぼちぼち暮らしていきましょう。