旅ごころブログ🐒

心理カウンセラーをしている筆者が心理学の知識を紹介するブログです。趣味の旅行で行ったおすすめスポットや飲食店の紹介もしていきます。

それって恋愛依存症?いつも誰かがそばにいないと落ち着かない、毎回浮気を繰り返す人が良い恋愛をできるようになる秘訣

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いつも数人の異性と交際をしている人、浮気や不倫を繰り返す人、あなたの周りにもこんな人いませんか??

 

落ち着かない異性関係を続けている、恋愛依存的な人は2パターンに分けられると思います。

1つは、とにかく恋愛をすることが楽しくて積極的に恋愛をする人

2つ目は、浮気や不倫を今度こそしないと決めていても、どうしても他の人に心を奪われてしまう、という人

 

今日は「安定した恋愛関係を築けない、何度も浮気や不倫を繰り返してしまう恋愛依存的な人」の中でも、「もうこんな生活は嫌なので一人の人を安定して愛して生活ができるようになりたい」と思っている人のための記事です。

 

 

脳科学から見る恋愛

まず、最初に説明したいのは脳科学から見る恋愛です。

 

私たちは誰でも恋をすると、楽しくて楽しくて仕方がない気持ちなったり、幸せな気持ちになったり、集中力が低下したり、睡眠が浅くなったりと、心身ともに影響を受けます。

 

これは神経伝達物質が、恋愛をすることでたくさん分泌されることが要因です。

 

アドレナリンやドーパミンセロトニンなどは恋愛をすることでいつもよりも多い量分泌され、その結果多幸感をかんじるようになるのです。

 

なぜ恋愛依存的な状態になるのか

恋愛をすると神経伝達物質が多く分泌され多幸感を得られる、ということは分かりましたが、ではなぜ恋愛依存的な状態になるのでしょうか。

 

神経伝達物質の中で「ドーパミン」を取り上げて説明していきます。

 

このドーパミンは、恋愛の初期に多く分泌されますが、月日がたつことでその分泌の量は落ち着いていきます。

また新しい人と恋愛をするとたくさん分泌されるようになりますが、同じ相手には3か月程度で過剰分泌はされなくなるのです。

 

そしてここが重要ですが、

このドーパミンによる影響には依存性がある、ということです。

 

 恋愛をしてドーパミンが過剰に分泌されて、多幸感を覚える、

この出来事を脳は「快楽」として覚えます。

そして「またあんな快楽を味わいたい!」と望むのです。

 

私たちがどんなに辛い恋をしてもまた人を何度も愛するのは、人を愛することの素晴らしさを知っているから、ということだけではなく、脳が快楽を欲しているから、なのです。

 

ちなみに、アルコールやギャンブルなどの依存症も同じメカニズムです。

依存物質を身体に取り込むことで、神経伝達物質が過剰に分泌され、それを脳が「快楽」として覚えることで依存をします。

 

 ここまでをまとめると以下のようになります。

 

恋愛をする→神経伝達物質ドーパミンがたくさん分泌される→その影響で多幸感を覚える→数か月後に神経伝達物質の分泌が落ち着く→また多幸感を感じたくて恋愛をする

 

みなさんも経験があると思いますが、何歳になっても恋愛初期のわくわく感はとても楽しいものです。

それを何度も味わいたくなるのは誰でも同じですが、そこに依存をしてしまうと、安定した恋愛関係を築けなかったり、不倫をしてしまったりするのです。

 

恋愛依存的な特徴を持つ人が恋愛に依存しないためには

さてメカニズムは分かりましたが、今日の題目は「落ち着いた恋愛ができないけど、今度こそは浮気などをせずに一途に相手を思いやりたい」と感じている人のための記事です。

対処法について書いていきます。

 

恋愛への依存は他の依存症と大きな違いが一つあります。

それは「断つ」ということができないことです。

 

アルコール依存症はアルコールを断つための治療を受けますし、他の依存症も同じです。

 

しかし、恋愛は依存症だからといって「恋愛をしない」というのは無理がありますよね。

 恋愛自体は素晴らしいものですし、そもそも「恋愛をしない」と思っても人は必ず恋をするものです。

しかし、恋愛依存的な人は恋愛をした時の一種の興奮状態に依存している形なので、相手との関係を大切にすることが難しくなります。

そうすると恋愛をすることで日常生活に支障が出てくるわけです。

 

では、安定した恋愛をするためにはどうしたら良いのでしょうか。

それは「恋愛以外でわくわくすること」しかありません。

 

依存症の治療の第一原則は「依存対象を断つ」ことだというのは先ほどお伝えしました。

しかし恋愛依存の場合は、恋愛を断つわけにはいかないので(もちろんそれを望むのであれば良いのですが)、その他の手段を用います。

それが「依存対象以外の健康的な事柄に夢中になること」です。

さらに言うと、恋愛によって出る神経伝達物質から得られる快楽に依存しているわけですから、恋愛以外の興味のあることで、かつ神経伝達物質が放出されるような活動であればなお良いです。

 

以下の具体例を挙げていきます。

 

・仕事をする

神経伝達物質は「動く」ことで分泌されます。

ずっと引きこもっていれば分泌はされません。

引きこもりの人が気力低下するのは活動量が少ないからです。

 

仕事をすることで活動をする量は自然と増えますし、仕事は月に一度お給料が出ます。

目標を設定しそれを達成することでも神経伝達物質は分泌されるので、仕事は「活動量が増える」「1か月働く、という目標が設定でき、達成できればお給料というご褒美がもらえる」という、神経伝達物質の分泌にはうってつけの活動なのです。

 

選んだ仕事がその人の好きな内容のものであれば、「楽しい」「嬉しい」という気持ちもわいてきて、恋愛以外に打ち込めるものになるかもしれませんしね。

 

・非日常を味わう

個人的には非日常よりも日常が大切だという考えですが、日常を大切にするためにも適度な非日常は必要です。

付き合っている人、配偶者にマンネリしてしまい浮気をする・・・という人は時々ものすごく行きたい場所に2人で行ってみる、というのはとても良いことだと思います。

不特定多数の異性と関係を持ってしまうのをやめたい、という人は、ぜひ同性の友達と行きたい場所に旅行に行ってみて下さい。

 

新しく刺激的な恋も良いけども、今の生活の中でも自分がわくわくできる、ということを再確認できるかもしれません。

 

・座禅をする

瞑想をすることでドーパミンが分泌されることは知られています。

最近はお寺で座禅の体験ができる場所が増えてきていますが、座禅は心を落ち着かせ頭の中がすっきりする効果もあると聞きます。

早朝座禅、などもあるようなので一度行ってみても良いかもしれません。

新しい趣味になれば「恋愛以外の楽しいもの」がさらに増えますし、座禅は神経伝達物質を分泌されますし一石二鳥です。

 

・旅行の計画を立てる

今のパートナーを大切にしたい人は、ぜひ旅行の計画を立てて下さい。

神経伝達物質は、計画を立てている時も分泌します。

特に旅行は計画を立てる段階から楽しいですよね。

パートナーと一緒に旅行計画を立てれば、コミュニケーションも増えますし、旅行を楽しめれば思い出もできます。

 

 

 恋愛の初期は相手がどのような人でもわくわくと楽しいものです。

結婚をすればもうそのわくわくを二度と味わえない・・・と思いがちですが、わくわくは恋愛以外でも作り出せます。

安定した異性との安心した関係を築きつつ、わくわくする生活をすることは可能なのです。

 

何度も書きますが恋愛自体が悪いわけではありません。

そこに依存して他のものに価値を見いだせなくなったり、大切な家族を傷つけたりすることで、自分自身も結果的に傷ついてしまうことが良くないということです。

 

恋愛を楽しみつつ、その他のものでもあなたの人生を豊かにするものを見つけてみて下さいね。