旅ごころブログ🐒

心理カウンセラーをしている筆者が心理学の知識を紹介するブログです。趣味の旅行で行ったおすすめスポットや飲食店の紹介もしていきます。

【小説】老後の資金がありません 老後を少しだけ明るく考えられるようになるかも?読了後感想

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最近読んだ小説「老後の資金がありません」

とても面白い小説だったので紹介をします。

 

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垣谷美雨さんの小説です。

 

 

老後の資金がありません ストーリー

主人公の後藤篤子、夫の定年まであと三年、貯金額は一千二百万円。

 

生活がひどく苦しいわけではないけれど、決して楽ではない契約社員で働く主婦です。

性格は少し心配性、趣味は月に一度通う生け花教室。

 

どこにでもいる平凡な女性が主人公の物語です。

 

篤子は老後の資金のために一千二百万貯めており、一抹の不安はあるものの、何とかやっていけるかも、という気持ちも持っています。

 

しかし、娘の結婚式、舅の葬式、夫と自分のリストラで老後資金がまったく足りなくなってしまうのです。

 

そして…

 

続きはぜひ内容を読んでいただきたいのですが、多くの人が日々何となく感じている「老後貯金の不安」を、どこにでもいる女性視点でリアルに、そしてコミカルに描かれている物語となっています。

 

老後の資金がありません 感想

ごくごく個人的な感想になりますが、とっても面白くて読みやすくて、読み終わった後に爽やかな気持ちになれる本でした。

 

と言うのも、登場人物がとっても良いんです。

 

ひどく感情的だったり、スーパーヒーローのように何でもできたり、努力に努力を重ねて必死で目標を達成したり、そんなドラマチックなことは何もない、普通の登場人物ばかりなのですが、そこにも一人一人秘密があり、ドラマがあり、葛藤があり、それらをシリアスになりすぎず表現できる、親しみのある登場人物ばかりなんです。

 

外から見ていると、友人は節約上手でしっかり者、質素な生活をしながらも自分に不要なものは持たず、工夫をして暮らしている、何て豊かな生活なんだ・・・!

と思っていても、実はその友人にも後ろ暗い秘密があって、とっても苦労していて・・・

 

「外からでは家の中は分からない」

この一言につきるなあ、と。

 

私たち普通の暮らしをする庶民にとって、とっても大切だけどなかなか話題にできない「お金」のことと、誰にとっても重要な課題である「老後どう生きるか」

 

考え出すと不安が大きくなってしまう事柄ですが、この本を読むと少し明るい気持ちで老後を考えることができるようになる、肩の力がぬける、そんな本です。

 

ちなみに私の母親にも、母親の友達にも好評の本でした(笑)

 

気になった方はぜひ読んでみて下さいね。