旅ごころブログ🐒

心理カウンセラーをしている筆者が心理学の知識を紹介するブログです。趣味の旅行で行ったおすすめスポットや飲食店の紹介もしていきます。

QOLの向上 今日からできてお金をあまりかけない生活の質を上げる方法4選

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QOLとは「クオリティオブライフ」と呼ばれ、その人それぞれの生活、人生の質のことです。

ある人がどれだけ人間らしく、良い人生を送っているのか、という概念です。

 

QOLは医学や福祉の現場ではとても大切な概念です。

 

私は精神科に長期入院している患者様や、身体障害、難病などで外出がほとんどできない方たちと、病気の治療だけではなく、どれだけ生活の質を上げていけるか、について何度も話し合ってきました。

 

病院から出られない、家から自由に出歩けない、お金があまりない、そんな中でも人生を楽しむために考えてきた方法は、当然私自身の人生の質も高めてくれるものでした。

 

今日は私がたくさんの患者様や相談者様と一緒に考えて、私自身も実践している「お金をかけずに生活の質を上げる方法」について紹介していきます。

 

 

 

音を取り入れる

まず最初に考えたのは「音」です。

五感の一つである聴覚は、生活していく中でとても重要なものです。

 

生活音にストレスを感じたり、うるさい場所に行くと気持ちがざわざわしたり、逆に綺麗な音や好きな音楽を聴くことで気持ちが前向きになったり、みなさんも普段から「音」の力は感じているのではないでしょうか。

 

今はパソコンやスマホで気軽に好みの音楽を探すことができますから、そこを積極的に利用しない手はありません。

 

私が実践しているのは以下のことです。

 

・入浴時にヒーリングミュージックをかける

・寝る前に「虫の音」の音を流す

・朝メイクをしている時にクラシックを流す

・掃除中に流行りのJ-POPを流す

・料理中にカフェミュージックを流す

 

私は全てスマホでこれらの「音」を流していますが、CDで流しても良いわけです。

 

入院中の患者様はCDで音楽を聴き、病棟の音楽関連のプログラムに参加をし、楽しんでいました。

 

難病で家でほぼ寝たきりの方のところへ、訪問カウンセリングをしていた時に出会った方は、クラシックをレコードで聴かれていてとてもお洒落でした。

 

どんな場所でも聴ける「音」は、癒されたり元気になったり、効果も抜群。

 

簡単に取り入れられるのも魅力です。

 

 

匂いを取り入れる

嗅覚も生活していく上でとても大切な機能ですよね。

香りに癒されたり不快な思いをしたり、みなさんも経験があると思います。

 

入院中の方や家にずっといる方は、人と会う機会が少なかったり、決まった人としか会わなかったり、何より外出することが少ないので、香りを楽しむ方もあまりおられません。

 

だけどある時、精神障害のため働けず生活保護を受けている方が、香りを楽しみたい、と希望されて、ドラッグストアにあるリーズナブルなボディクリームを購入したことがありました。

 

最近のボディクリームはすごいですよね。

リーズナブルで大容量、香りもとても良いものがありました。

その方は夜寝る前に、購入したボディクリームをハンドクリーム代わりにして手にぬっているようです。

私も真似して最近ボディクリームを購入しましたが、いやあ、良いですね!

香りは良いしすべすべになるし、女子力が上がりました!(笑)

 

 

人とのつながりを楽しむ

生活の質を向上する上で人との繋がりは大切なものですよね。

しかし、人との関わりがストレスになったり人と関わる機会がなかったりして、上手くいかなこともあります。

 

入院患者様のグループミーティングで、人との関わりについて話し合っていた時にある患者様が、自分は入院中で友人や家族に頻繁に会えるわけではないから、年賀状を書くことにする、と話されていました。

それからは毎年家族、友人、恩師に年賀状を出されているようでした。

年賀状を書くために字の練習をしたり、消しゴムはんこを習ったりもされとても楽しそうでした。

 

私も週末には仲が良かった友人とラインをするのが習慣です。

県が違いお互い仕事もあるので、なかなか会えませんが、文章でも近況報告ができ癒しの時間になっています。

 

直接会う、ライン、メール、手紙、電話、SNS、今は色々な交流の持ち方があります。

自分に合った方法で人との交流を楽しんでみると良いかもしれません。

 

 

笑いを取り入れる

お笑いを見て大笑いをする、癒し系の物を見て微笑む、どちらにせよ笑いは人生を豊かにしますよね。

 

在宅で介護をされていた高齢者の方は柴犬が大好きでした。

ある日、月に一度のお出かけで柴犬の写真集を購入した、と嬉しそうに報告をしてくれました。

写真集を見せてもらうと、可愛いショット、りりしいショット、ドジで笑えるショットなどなど、たくさんの柴犬の写真がありました。

本当に見ているとついつい笑みがこぼれるような写真集で、2人でドジな写真を見ては大笑いをしました。

 

このように、日常の中に「笑い」はたくさんあり、またたくさん作ることができます。

思うように身体が動かない、自由に外出できない、そんな中でも柴犬の写真一枚でも微笑むことはできる、そしてその微笑みは生活の質を確かに向上する、と感じた場面でした。

 

私も疲れた時は動物の動画を見て思いきり笑うようにしています。

疲れも吹っ飛んでぐっすり眠れます。

 

自分なりに笑いを生活に取り入れてみるのはおすすめです。

 

 

おわりに

さて「QOLを向上する」というのは医療や福祉現場では多く聞かれる言葉です。

この場合は、介護者や医療者、支援者が、被介護者、患者様などの生活を向上させるために「援助する」ということを指します。

しかし実際は患者様はご自身で人生の質を高めるために動いておられたりもします。

私たちも、仕事や家事、子育て、勉強だけではなく生活の質を高めるために色々なものを取り入れられそうです。

今日紹介したものはほんの一例ですが、ぜひ試してみて下さい。