みなさんこんにちは。
以前ストレスマネジメントについての記事を書きました。
↑これです!
ストレス対処はストレス社会を生きる私たちには必須の項目です。
上手にストレスマネジメントができている人は、そうではない人と比べてたくさんのメリットを持っています。
例えば・・・
・疲れにくくなる
・不眠症の改善
・周囲の人との関係が円満になる
・心身の病気の予防
・食事を楽しめるようになる
などの効果が期待できます。
今日もストレス対処について書いていきます。
「ストレス日記をつけよう」
ストレス日記をご存知ですか?
ストレス日記とは、あなたが抱えるストレスの原因を改めて考える目的でつけるものです。
・起こった状況(例えば家族に怒られた)
・その時に考えていたこと(例えば、なんで自分だけ・・・など)
・とった行動(逆切れした)
・結果(家に帰りにくい)
を記載していきます。
ストレスの原因ははっきりしていることもあれば、自分では気づかないことがストレスになっている場合もあります。
原因が分かっているものに対しては対処もできますが、自分では気づいていないストレスには対処は難しく、「何だか分からないけどしんどい」ということが起こります。
ストレスに気づいていないと「自分では気づかないうちにストレスがたまっている」という状態になるんですね。
自分のストレスに気づいていく方法として「ストレス日記」は効果的です。
書くこと自体がストレス対処にもなりますし、文字で読むと状況を客観的に見ることができるからです。
【ストレス日記をつけるポイント】
・すぐに記録できるものにする(メモ帳や手帳、携帯電話など)
→その時ストレス!と思ったことや気持ちをすぐに記録するためです
・その場で記録したストレス記録をまとめる作業を定期的に行うと良い
→一日の終わり、1週間の終わりなどに行います。日記やブログに「今週はストレスが多かった」「今まで意識していなかったがこの状況はストレスだと分かった」「ストレス対処を試せた」など気づきを記載すると良いと思います。
・まずは1週間続けてみる
→記入し続けることであなたの考え方のクセや行動のパターンが分かってきます。
【ストレス日記をつけるメリット】
・自分がどのような状況にストレスだと感じやすいのかが分かる
→ストレス状況を避けることができます(人ごみがストレスだと感じる人は電車の時間をずらしたり、自転車通勤に変えたりします)
・自分がストレス状況に対してどのような行動を取る傾向があるのかが分かります
→自分の行動でストレス状況が悪化しているのであれば、行動を変化させていくことができます(怒られて逆切れして家を飛び出した→家に帰りにくくなった、という状況を変化させるとすれば、怒られた→部屋を移動し深呼吸をして一度落ち着いてから話をする、などが考えられます。そうすると結果も変化してきます)
・自分の出来事に対する考え方のクセが分かる
→いつも悲観的なことを考えている場合は、ポジティブな言葉をつぶやいてみる、など試せるかもしれません。
「コントロールできないストレスについて」
ストレス対処を学ぶ上で重要なのは、「コントロールできないストレス」の存在です。
ストレス日記をつけてストレスの原因が分かれば、「コントロールできるもの」「コントロールできないもの」に分けて対処を考えてみても良いかもしれません。
【コントロールできないストレスの例】
・自分や家族の病気
・自然災害
・気候
・仕事の締め切り
・騒音
・給料が大幅に低い
・年齢
などの大きな環境は自分ではコントロールできません。
そのためストレス状況は変えられないので、なるべくストレスが少なくすむように工夫をする必要が出てきます。
例えば自然災害。
これをコントロールできる人はいませんよね。
だからこそ私たちは災害に備えて色々と準備をします。
給料が大幅に低い場合、転職をする、などの方法はありますが、気軽にできるものでもありません。
これには、例えば節約をして、無料でできる趣味を作ったりする、などの対処ができるかもしれません。
→コントロールできないストレスに対しては無理に戦おうとせずに、時には逃げたりストレスになるのは仕方がない、と半分は受け入れ、その中で工夫をするほうが前向きに考えることができます。
「ストレス対処によくあげられる運動について」
ストレス対処には「運動」が良いと聞いたことはありませんか??
確かに運動はとてもおすすめの方法です。
ではどうして運動はストレス対処に効果的なのでしょうか。
・ストレスがたまると身体が固まってしまう→運動をすると全身の緊張がとけるので心身ともに緊張がゆるむ
・考えごとをしながら運動はできない→逆にじっとしていると鬱の人は気持ちが沈むし、躁の人はテンションが上がる一方。運動をすると気分が上がりすぎたり下がりすぎたりすることを防げる
・血行が良くなるので肩こりや冷え性など、ストレス要因となる身体的な不調を改善できる
・身体が疲れることで不眠の解消になる
・たまっている感情を「運動」という表現で外に出すため、すっきりした感覚を得ることができる
などが理由としてあげられます。
運動といっても、スポーツでなくても構いません。
普段エレベーターを使用している人は階段にする、などの日常の動作を増やすだけでも効果は得られます。
自分に合った運動量を考えてみられると良いと思います。
「おわりに」
いかがでしたか?
ストレス日記をはじめとする対処をぜひ試してみて下さい。
ストレス対処が上手くなると自信にもなり、毎日を元気に過ごすことに繋がります。
みなさんが健やかな毎日を過ごせますように。