旅ごころブログ🐒

心理カウンセラーをしている筆者が心理学の知識を紹介するブログです。趣味の旅行で行ったおすすめスポットや飲食店の紹介もしていきます。

コミュニケーション技法 リフレーミングを用いて相手に気づきや変化をもたらそう!

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皆さんこんにちは。

皆さんは相手にどのような言葉で思いを伝えるかを考えたことはありますか?

同じ内容でも伝え方で異なった印象を相手に与えることはあります。

特に落ち込んでいる人を励ますのはとても難しいことです。

今日はそんなお話です。

 

 

もくじ

・リフレーミング

・肯定的な意味を見出すリフレーミング

・リフレーミングのNG表現

・リフレーミングレジリエンス

・おわりに

 

自分の大切な人が落ち込んでいる時に、「自分は・・・だから・・・」と自分自身についてネガティブな感情を抱いていることありませんか??

「自分はどうせだめなんだ」

「容量が悪くて仕事が遅い自分はだめな人間だ」

などと思ってしまうことは誰にでもあることです。

でも大切な人が自分の長所にも気づかずに落ち込んでいるのを見るのはつらいですよね。

そんな時はどんな言葉がけをしていけば良いのでしょうか。

 

「リフレーミング

ここでおすすめなのは心理学の「リフレーミング」を用いることです。

例えばお皿に5枚クッキーが入っているとします。このクッキーを「5枚しかない」と捉えるのか「5枚もある」と捉えるのかで、客観的事実は同じでも、主観的な事実は異なってきます。

一つの方向からしか見ていなかった客観的な事実に、別の見かたを伝えていくことをリフレーミングと呼びます。

フレーミングはすでにその人が持っている意味づけや解釈を異なる視点で捉えなおすための技法なのです。

フレーミングには様々な種類がありますが、ここでは「肯定的な意味を見出すリフレーミング」を紹介します。

 

「肯定的な意味を見出すリフレーミング

先ほど挙げた、大切な人が自分の短所にばかり目がいき落ち込んでいる場面を思い出して下さい。短所と長所は表裏一体、とは言え、落ち込んでいる時は自分の悪いところばかり目がいってしまうものです。心が弱っていると色々な考えや見方があるにも関わらず、ネガティブな側面しか見られなくなってしまうものです。

このような場面でリフレーミングの技法を用いるとどのような声掛けになるのでしょうか。

例えば「私は神経質だから・・・」と自分を否定的に評価する人には、「几帳面なのですね」と肯定的なイメージを伝えていくのです。

ポジティブな見方を押し付けるのではなく、短所と長所の両面からその人全体を捉えていく、というのがポイントです。

昔休みが平日しかなくてご主人と休みが合わず会社に怒りを感じている方がいました。

その方にリフレーミングの話をすると、「平日休みならUSJが空いてる・・・」とぼそりとつぶやかれました。もちろんこれはお茶の席の笑い話なので、そう簡単にネガティブなイメージを色々な側面から見ていくことは難しいことです。

しかし一つのことを見た時に、様々な見方ができるようになるには、物の見かたのレパートリーを増やしていく必要があるんですね。

「あ、そんな見方もあるんだ」

「そういう考え方もあるんだ」

と気づいていくことでこのレパートリーは増えていきます。

 

「注意したい!リフレーミングのNG表現」

このようなリフレーミングにも注意点があります。

「そんなことありませんよ」

「そういう風に捉えるのは良くないと思いますよ」

などの相手の捉え方を否定するような発言はNGです。

物の捉え方は様々ですので相手の捉え方も認めた上で、他の視点も伝えていく必要があります。

 

また「それはこういう風に考えるべきではないですか」などの捉え方の押しつけもNGです。あくまで可能性の一つとして別の見かたを伝える、ということが大切ですね。

 

「リフレーミングレジリエンス

レジリエンスという言葉を聞いたことがありますか?

レジリエンスはストレスに立ち向かう力、自ら乗り越える力を意味します。同じ状況でもストレスがたまり病気になってしまう人もいれば、ストレスの影響が少ない人もいますよね。これはレジリエンスの高さが影響していると言われています。

実はこのレジリエンス、物事を肯定的に捉える傾向の強い人は高くなる、と言われているんです。

フレーミングは他者に肯定的な見方を伝えるだけではなく、自分に対して肯定的なイメージを持つためにも活用できます。

フレーミングで物事を色々な視点で捉え、今まで否定的にしか思ってこなかったことに肯定的な意味付けをすることで、自ら乗り越える力であるレジリエンスが高まる、ということですね。

 

「おわりに」

いかがでしたか?

フレーミングは物事を捉える視点のレパートリーを増やす方法です。

今日から意識すれば使用できる技法なので、皆さんぜひ使用してみて下さい。

 


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