旅ごころブログ🐒

心理カウンセラーをしている筆者が心理学の知識を紹介するブログです。趣味の旅行で行ったおすすめスポットや飲食店の紹介もしていきます。

相手と自分を大切にするコミュニケーション技法 アサーションってなに??

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皆さんこんにちは。

皆さんは普段コミュニケーションの取り方で悩んだことはありませんか??

今や企業が新入社員に求めるスキルの上位に「コミュニケーション能力」が上がる時代。

社会から過剰にコミュニケーション能力を求められて疲れてしまっている人も多いと思います。

相手に気を使いすぎて疲れてしまうコミュニケーションは良いコミュニケーションとは呼べません。相手も自分も大切にする自己表現を身に着けることで、疲れないコミュニケーションが取れるようになるかもしれません。

今日はそんなお話です。

 

もくじ

・相手への配慮を欠く言い過ぎ

 ・自分のことをおろそかにする言えない

・3種類の自己表現

・アサーティブに伝えるための7つのステップ

・おわりに

 

「歩み寄るためのアサーション

アサーションとは、自分の考えや気持ちを素直に伝え、自分も相手も大切にした自己表現の方法です。心理学の中で行動療法という技法があるのですが、アサーションはその行動療法かから生まれたものです。

 

「相手への配慮を欠く言い過ぎ」

自分の意見を伝える時に感情的になってしまい、相手を言い負かせるのが目的になってしまったり、自分の立場のみを主張してしまうこと、ありませんか??

たとえ相手が間違っていて自分が正しかったとしても、大声を出したり相手を傷つけるような言い方をすると、その場の雰囲気が悪くなるだけでなく、人間関係も壊れてしまいますよね。

 

アサーションではこのような「言い過ぎ」「やりすぎ」な表現をアグレッシブ行動と呼んでいます。

 

「自分の気持ちを抑え込む言えない」

一方、相手の顔色を窺ったりいつも言いたいことを我慢していること、ありませんか??

自分が我慢すれば良い、言っても伝わらないし、と自分の意見を抑えてしまうことをアサーションではノンアサーティブ行動と呼んでいます。

アサーションは「言い過ぎ」と「言えない」という問題を解決するための効果的な方法と言えます。

 

「3種類の自己表現」 

アサーション:いうべきことを素直に表現し、自分と相手の権利を尊重する方法

 

アグレッシブ行動:言うべきことを過剰に言ってしまい相手の権利を犠牲にする方法

 

ノン・アサーティブ行動:言うべきことを言わずに我慢してしまう、自己犠牲的な行動

 

アグレッシブ行動をとりがちな人は間違ったことを言っているのではなく、正しい正論のことが多いです。自分にも自信があり、自己肯定ができる人です。しかし他者の意見も自分と同じように大切にすることができないので、結果相手を傷つけてしまうことが多いのです。

 

ノン・アサーティブ行動をとりがちな人は相手を尊重する優しい人です。だけど自分のことを大切にできないので、自信が低下したり落ち込んだりしてしまいます。

 

「アサーティブに伝える7つのステップ」

アグレッシブ行動もノン・アサーション行動も、どちらも相手や自分がしんどくなるコミュニケーションなんですね。では、相手も自分もしんどくならないコミュニケーションを取るためにはどうしたら良いのでしょうか。

ポイントは以下の7つです。

 

ステップ1 許可

相手に心の準備をしてもらいます。

「今話して大丈夫ですか?」

「お時間いただけますか?」

などの声掛けをすることで相手にも話をする準備ができます。

 

ステップ2 心の実況中継

自分の今の気持ちや状態をそのまま伝えることで緊張が和らぎます。

「緊張して上手く言えるかわからないのですが・・・」などですね。

筆者も講演などでお互いの緊張を緩和させるために、「実は私今、緊張してます。が、頑張って話していきますね!」などと言ったりします。空気が和むのでおすすめですよ。

 

ステップ3 事実確認

主観を交えずに共通理解を図ります。

「昨日・・・ということがありましたよね」

「今こういう状況です」

などの声掛けです。

 

ステップ4 相手の気持ち

相手の気持ちをまずは受け止めてから自分の思いを伝えると、相手も自分の気持ちを受け止めてくれやすくなります。

「今がっかりされていると思います」

「ご心配をおかけしましたね」

などですね。

 

ステップ5 自分の気持ち

自分の気持ちや考えを素直に伝えます。

「どうしたら良いのか悩みました」

「良い方向に進めたいとは思っているんです」

など、あくまで「気持ち」を伝えることが大切です。

 

ステップ6 提案

具体的・現実的・実行可能な提案をする、または助言を求めます。

「・・・と私は思うのですがいかがですか?」

「あなたの考えも聞かせてもらって良いですか?」

などですね。

 

ステップ7 事後の対応

複数の妥協案や改善策を用意します。

「・・・で上手くいかなければ・・・も良い手だと思います」

などを伝えるのです。

 

もちろん日常場面では順番は変動すると思いますが、この7点がアサーティブ行動にはとても大切なポイントとなります。

 

「おわりに」

いかがでしたか?

人とのコミュニケーションでは、相手を嫌な気持ちにさせない、ということが

取り上げられがちです。しかし、相手も自分も大切にするのがアサーティブ行動です。

アサーティブ行動は日常生活、職場でのコミュニケーション、夫婦間、親子間、色々な場所で使用できます。

気になった方はぜひ取り入れてみて下さい。

 

 

 


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