旅ごころブログ🐒

心理カウンセラーをしている筆者が心理学の知識を紹介するブログです。趣味の旅行で行ったおすすめスポットや飲食店の紹介もしていきます。

パニック障害〜どんな病気?!対処法は?!〜

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皆さんこんにちは。

このブログでは心理学の記事を書くことが多いですが、どのような記事が皆さんにとって有益なのかを考えながらテーマを考えています。

 

私は日常心理学よりも精神疾患や機能障害を専門にしているので、少しずつ精神疾患とはどのようなものがあるのかについても書いていきたいと思っています。

 

今日は「パニック障害」について書いていこうと思います。

 

目次

パニック障害ってどんな病気?

パニック発作が起きた時の対処法

・まとめ

 

パニック障害ってどんな病気?」

パニック障害とは「不安障害」の一種です。

名前の通りパニック発作を症状の主とする疾患です。

パニック発作」と聞き、皆さんはどのような症状を思い浮かべますか?

個人差はありますが、だいたい以下のような症状が出現します。

過呼吸

・動悸

・めまい

・発汗

・手足の震え

このような発作が「突然理由もないのに起こり、生活に支障をきたしている状態」になれば、「パニック障害」や「不安障害」と診断されます。

 

そして発作中の心の状態は、「この苦痛が一生続くのではないか」「このまま死んでしまうのではないか」という強い不安が特徴です。

 

何か原因がありパニック発作が起こるわけではなく、突然起こるわけですね。

ただし、パニック発作は一度起こると、「また発作が起こるのではないか」と不安になり、そのような不安が発作を誘発することは多々あります。

 

そしてここからがパニック発作を難しくしている部分なのですが、「また発作が起こるのではないか」という不安が強くなり、一度発作が起こった場所に行けなくなったり、発作が起こった場所と類似する場所に行けなくなるなどの状態になることがあります。

 

例えば・・・

「夜に電灯が少ない駐車場で、車から家まで歩いている時に発作が起こった」

このような場合は、「駐車場」や「暗闇」でも不安が強くなる可能性はあります。

 

他にも、「電車の中で人がいるのに発作が起こった」

このような場合は、「電車の中」「人ごみ」などで不安が高まることがあります。

 

そしてその不安が発作を起こすのです。

 

また、発作中の心理状態もこの障害の苦しい部分です。

「この苦痛がずっと続くのでは」「このまま死んでしまうのでは」という心理状態で、発作の時間が例え数分であっても、何時間にも感じてしまいます。

 

このような状態が続くと、だんだんと外出できる場所が減ってしまい、外に出ること自体が不安になってしまうんですね。

「前に電車で発作が起こった。苦しくて恥ずかしかった。電車に乗るのが怖い」

「人ごみで発作を起こしたら迷惑をかけてしまう・・・」

「一人で夜道を歩いている時に発作を起こしたら、そのまま倒れて死んでしまうかもしれない・・・」

などと考えてしまうと外出が怖くなるのも当然ですよね。

 

そしてこうやってパニック発作が不安で外出ができなくなる状態を「広場恐怖」と呼んでいます。

 

ここまで読んでいただくと、パニック障害がどれだけ苦しいものなのかご理解いただけたのではないでしょうか。

 

では、パニック障害の治療はどのようなものがあるのかについて見ていきましょう。

 

パニック障害の治療とは?」

 

まず治療の場は「精神科」です。

 

精神科で正しい診断を受け主治医と話し合いながら服薬を行い、場合によっては心理カウンセリングを併用していく

というのが一般的な治療となります。

 

薬の選択やカウンセリングでどのようなことをやるのかについては、精神科医やカウンセラーと相談しながら決めていくので、詳しくは書きませんが、一つだけとても大切なことを書きます。

 

パニック発作で死んでしまうことはありません」

 

これは本当に大切なことです。

パニック発作はとても強い不安と苦痛が突然現れて短時間で収まる発作のことを言います。

多くの場合は10分以内に収まります。

もちろん発作が起こっている時は、そんな風には思えないし、5分が1時間にも感じられると思います。

 

だけど必ず終わります。

 

これを認識するのは大切な治療です。

 

必ず終わるので、発作中に自分で決めた、あるいはカウンセラーなどと一緒に決めた対処法を行うことが効果的ですね。

以下に対処法を書いていきます。

 

パニック発作が起きた時の対処法」

 

①呼吸をコントロールできるようにする

パニック発作を誘発したものから逃れる

③すぐに収まると言い聞かせる

④誰かに協力をお願いする

⑤早めに対処をする

 です。

以下に詳しく書いていきます。

 

①呼吸をコントロールできるようにする

呼吸をコントロールする、というと難しく聞こえますが、まずは浅く早く呼吸をしてるのを正常に戻す必要があります。

自分の呼吸に注目をし、少しずつ呼吸をゆっくりにしていきます。

普段から呼吸法を練習している方は、その呼吸法にシフトチェンジしていきます。

ゆっくりゆっくり・・・呼吸に意識を向けて、焦らずに、息を整えて下さい。

 

パニック発作を誘発したものから逃れる

もし人ごみの不安でパニック発作を起こしたのであれば人ごみから逃れる、暗い場所が誘発したのであれば自室へ行く、などですね。

これは状況によっては難しい場合もありますが、繁華街などであれば一本道をはずれたり、公園に行ったりするだけでも人の数は減ります。もし可能であれば、パニック発作を誘発した状況から離れてみて下さい。

 

③すぐに収まると言い聞かせる

これは上にも書きましたが、パニック発作は多くの場合数分で収まります。長い方は30分以上・・・という方もいますが・・・必ず収まります。

「大丈夫、すぐに収まる・・・」とつぶやくのも一つですし、頭の中で思うだけでも効果があります。

そして収まったら、「ほら、ちゃんと収まった」と実感し、頑張って耐えた自分を褒めてあげて下さいね。

 

④誰かに協力をお願いする

友人や家族、恋人と一緒の時は「大丈夫だよ」と声をかけてもらいましょう。

安心できる相手であれば背中をさすってもらっても良いですね。

一人でいるときは難しい対処ではありますが、誰かと一緒の時はぜひ助けてもらいましょう。

 

⑤早めに対処をする

これは発作が起こる前の対処ですね。

発作が起こる前、何だか不安、少し息苦しい、など自分の心身の変化に気づければ対処ができます。

頓服を飲む、静かな場所に行く、たばこを吸う、飲み物を飲む、音楽を聴く、など何でも構わないので少しでも安心できることをすると良いと思います。

それで対処できれば少し自信になるかもしれないですね。

 

 

以上がパニック障害についての概要です。

 

「まとめ」

パニック障害とはパニック発作を主とする不安障害の一種です。

・発汗・手の震え・動悸などの身体症状と強い不安感に襲われます

パニック発作が不安で外出ができなくなることを「広場恐怖」と呼びます。

パニック発作で死んでしまうことはなく、対処法を身につけることが大切です。

 

少しでも皆さんの安心に役に立ちますように。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。