旅ごころブログ🐒

心理カウンセラーをしている筆者が心理学の知識を紹介するブログです。趣味の旅行で行ったおすすめスポットや飲食店の紹介もしていきます。

子どもが夜寝てくれない、朝起きてくれない…発達障害?!

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皆さんこんばんは✨

 

心理カウンセラーの仕事をしていると色々な方からの相談を受けます。

子育て中のお母様、お父様からの相談ももちろんあります。

 

今日は子育て中のお母様からよくいただく質問に回答していきます。

※個人情報保護の観点から特定の相談者の方の質問ではなく、様々なケースを組み合わせて書いています。

 

地域の方への講演や保育園の相談会などで一番多い質問は、「うちの子は発達障害でしょうか?」という質問です。

 

落ち着きがなく走り回っている、同年代の子と比べて言葉の発達が遅いようだ、言うことを聞かずに癇癪を起こす、などなど…

私は子育てをしたことがないので、本当の意味ではお母様方の大変さを知ることはできないのかもしれませんが、あくまで心理カウンセラーとしての意見をお伝えしています。

 

子育てに悩みはつきものですが、「朝なかなか起きてくれない。夜も寝ないので余計に朝起きられない。発達に遅れがあるんだろうか?」このような悩みを抱えるお母様はとても疲れておられる方が多い印象です。

 

そのお子様が発達障害かどうか、これはその場ですぐに答えられるものではありません。

そもそも心理カウンセラーの私は「診断」をする立場にないので、発達障害かどうかについては答えられませんし、発達の偏りは心理検査や行動観察、生育歴の聴き取りなど、丁寧にアセスメントをして把握していくものだからです。

 

なので数回限定の相談や講演などの場合は、お子様が適切な睡眠を取りやすくなる環境調整についてお話をしています。

 

下記に書いていきます。

 

①朝起きられない場合はまずは最初に睡眠不足を考える

 

②夜眠れない場合は眠りやすい環境にあるかを検証する

 

③ストレスや環境の変化に注目

 

 

まず①について。

これは単純に、睡眠時間が足りない、睡眠の質が悪いために朝起きられないパターンです。

適切な睡眠時間はそのお子様によって異なりますが、5歳のお子様で11時間の睡眠が理想だと言われています。

もちろんこれは一般的なお話しですので、理想と言われる睡眠時間を参考にしつつ、その子にとって適切な睡眠時間を把握してあげることが必要です。

 

次は②について。

夜眠れないともちろん朝も起きられません。これは大人でも同じですよね。

夜に寝てくれないとお母様は本当に大変だと思います。

お子様によっては気分の波が激しかったり、興奮しやすかったりと、寝かしつけが大変な場合がありますよね。

私はまず、眠りやすい環境を調整すること、おススメしています。

以下を参考にしてみて下さい。

 

・寝る予定の最低でも1時間前には部屋の刺激を少なくする

 

・テレビを消す、音量を下げる、電気を消す、ダウンライトにする、スマホはマナーモードにする、など

 

・お子様へ話しかける時も昼よりもやや小さな声で、スローペースで話しかける

 

・大人が部屋を歩く時も少しスローに。大きな足音を立てないように

 

私たちは誰でも刺激を受けている間は眠りにつくことが難しいのです。刺激とは、例えば大きな音や寒さ、暑さなどの気温、まぶしい光などです。うるさくて暑くてまぶしい部屋では眠るのが難しいのは当たり前ですよね。

夜になり眠る、それまでにお子様が五感で受ける刺激を徐々に下げていきます。

上記を意識するだけでストン、と眠ってくれるようになった、とおっしゃっていた方もいました。

もちろん大人にとっても良い環境だと思います。

 

最後に③について。

保育園に預け始めたばかり、引っ越しをしたばかり、両親が別居をした…などの環境の変化はお子様にとって当然ストレスとなります。

誤解を招くと良くないので書きますが、上記のような環境を批判しているのではありません。

皆さんお子様を育てるのにも自身が生活するのにも必死で、一生懸命毎日の日課をこなされていると思います。

その中での環境の変化は生きていれば当然起こります。

そのようなことを経験することも時には必要ですし、それは誰かに責められるものではありません。

 

ただ、ストレスとなるのは現実としてあるので、このストレスについてのアプローチが必要です。

お子様は大人のように、ストレスを自覚したり、言葉で表現する力がまだ育っていないので、ストレスが睡眠に影響したり、時にはチック症状として表現されたりします。

親に甘えたくて寝る前に泣く、寝ても熟睡できない、ということも起こるでしょう。

このような時にどうしたら良いのかは、お子様を一番よく知る養育者の方が一番分かっておられるとは思います。

なので私がお伝えするのは、あくまで一般的な回答にはなりますが、お子様が寝る時間の前から、身体的な接触を含めた愛情表現をしてあげることは効果的です。

 

寝始める1時間ほど前から、部屋の環境を整えて、頭を撫でたり抱っこをしたり、身体的な接触を含めたコミュニケーションを取る。

お子様が最近睡眠を取れなくなっている、と感じた時は、寝る前のコミュニケーションを増やしてあげる、これだけで変化する場合もあります。ようは安心感を与えてあげることが大切なんですね。

 

私は心理学の中でも「発達心理学」が専門領域の一つで、人間が育っていく中で大切な「愛着」理論は、私のカウンセラーとしての活動に大きな影響を与えています。

 

養育者とお子様の身体接触を含めたコミュニケーションは、お子様の愛着形成には重要な役割を担います。

 人間は小さい時に、重要な養育者からの愛情がこもったかかわりを通して、「基本的信頼感」という感覚を培っていきます。「基本的に世界は安全で信頼できる、自分は価値のある存在だ」という感覚です。この感覚が培われると、不安に襲われた時でも自分で自分の心を守る力が育っていくのです。

夜寝る前というのはお子様は不安になりやすい時です。外は暗いしおばけも出るかも・・・など怖い気持ちにもなったりしますよね。

そんな時間こそコミュニケーションを取ってあげると、お子様は安心感を得ることができるのですね。

そのため今日書いた記事も、適切な環境調整と養育者、子どもの愛着を観点に書きました。

 

以上です。

何か気になったものがあればぜひ試してみて下さい。

少しでも参考になりますように。