旅ごころブログ🐒

心理カウンセラーをしている筆者が心理学の知識を紹介するブログです。趣味の旅行で行ったおすすめスポットや飲食店の紹介もしていきます。

肩こり歴10年以上の私が今も試している効果的な肩こり解消法を紹介 肩こりと上手くお付き合いしていくために

肩こりに悩まされている人、多いですよね!

何を隠そう、私も肩こり歴10年以上!

なんならネットで「肩こり 解消」なんて調べるのが趣味になってるほど(笑)

肩こり仲間と肩こり自慢をし合うのもむしろ楽しい(笑)

 

私は肩こりも巻き爪も長いお付き合いですが、最近ではこの2つは完治することはなかなか難しく、悪化しないようにしながら症状を少しでも和らげていくものなのかな・・・と悟ったりしています。

 

そんな私が日々の生活の中で行っている肩こり解消対策で、

「これは本当に効果があった!」

というものを今日は紹介していきます。

 

 

肩こり解消に一時的でも効果が本当にあった方法

お風呂で温める

定番でごめんなさい。

でも聞いて下さい。

寒い時期は特に肩こりがひどくなるし、冷えも良くないのでなるべく毎日入浴するようにしているのですが、先日疲れていてシャワーだけの日がありました。

そうすると、寝る時に普段よりもだるい!むしろ何かもう痛い!

やっぱりお風呂で温めるのは肩こり解消、緩和になるんだ・・・と実感した日でした。

その日以来お風呂が楽しみに。

首の後ろを温めると良いと聞いたので、全身浴で入っています。

 

サウナ・岩盤浴・そして砂風呂・・・

毎日はできませんがサウナや岩盤浴も肩こり解消の定番ですよね。

血行が悪いことは肩こりの原因となるので、サウナや岩盤浴で血行を良くすると肩が楽になる!ということですね。

そして砂風呂。

私は今まで生きてきた中で、砂風呂が一番肩こり解消に効果的でした。

砂風呂から出た後に「肩こりが消えました」

「消えた」んです!(笑)

本当に肩が軽くて、頭痛や吐き気もすっきり!

まあ、数時間したらまた肩は凝るんですが、久しぶりにあんなにすっきりできて最高の気分でした!

砂風呂はめったにできないと思いますが、機会があればぜひ!

本当に身体が軽くなりますよ!

 

ストレッチをする

ストレッチをしても肩こりが完治することはないんでしょうけど、その時は楽になることは体感としてもありますよね。

悪化を防げますし、「痛い痛い」となっているところでストレッチをしたらその時は楽になります。

私は仕事中に一時間に一度はストレッチをするようにしています。

お昼休憩には30〜50回、腕がだるくなるまで肩回しもしています。

「ふーっ」ってなるくらい回したら、肩まわりが暖かくなって肩こりがかなり改善されます!

後は寝る前ですね。

肩周辺を中心に全身を伸ばしています。

歩いたり身体を動かすだかけでも、肩周りが楽になる感覚はあるので、やはりずっと同じ姿勢なのが良くないんでしょうね。

リラックスできるようなストレッチはもちろん、肩回しのような動的ストレッチも取り入れると効果が高かったです!

 

鍼灸を受ける

その方の肩こりの状態や体質によって合う合わないはあると思いますが、私は鍼灸を受けていた時は肩こりをある程度コントロールできていたように感じています。

特に針が良かったですねー

すっごく肩が痛い時に針治療を受けて、筋肉が「ビクッ」と動いたことを実感した時がありました。

指圧では届かない部位を針で治療することで、筋肉が動いて血流が良くなるようです。

始めて針を受けた時の肩の軽さは爽快でした。

もちろんこれも継続していくと効果が薄れていくように感じるのですが、症状はひどくならず良い対処法だったように感じています。

今は近くに鍼灸院がないので行けていませんが、落ち着いたらまた鍼灸院を探していってみたいと思っています。

 

 

私はこられの方法を組み合わせて、肩こりとお付き合いしています(完治はすでに諦めている(笑))

 

主に「入浴」と「ストレッチ」を組み合わせて、痛みがひどい時にサウナに行ってみたり、旅行先で砂風呂やマッサージを受けてみたり、どうしてもしんどい時は専門家に助けを求めて鍼灸院や接骨院に駆け込んでみたり・・・

 

肩こりがなかったあのころにはもう戻れないんだろうな・・・(;´・ω・)

と悲しくなる時はありますが(笑)

 

今日紹介したものはすでに皆さんもご存じの方法だったと思います。

私も実際に試してみて効果を実感した者でもあります。

 

肩こり持ちの皆さん!

一緒に頑張りましょう!

闇が深い暗い歴史を持つ精神科医療 長期入院から社会復帰の時代へ

精神病院に長く入院していると、様々な弊害が生じます。

精神的な病気自体の治療はほとんど終了していても、住む場所がない、問題行動が収まらない、生活能力が低い、身寄りがいない、などの問題で退院できず、長期間入院する患者様は精神科には多いのです。

 

一般科だと長期入院と聞くと「10か月」「1年」くらいのイメージを持たれますが、精神科だと「10年」「20年」の方も多くおられます。

 

精神的な病気がひどい状態だった場合、入院をして薬の調整をしつつ療養をすることで驚くほど回復をすることもあります。

入院自体が悪いのではなく、あまりに長期になりすぎることで起こる弊害が大きすぎるのだと思います。

 

今日はそんな精神病院での入院治療の実際について書いていきます。

 

 

精神病院へ入院 どんな治療をするのか

薬剤調整

まずはやはり薬剤の調整です。

その方に合う薬を探すために医師や薬剤師が薬の調整を行います。

副作用がひどくないか、効果は出ているのか、などを身体的な検査や日常での行動を見ていくこと、患者様ご本人からの話しで判断していきます。

 

静養する

次に、精神状態がひどかったり、疲弊している場合には静養を優先していきます。

栄養士と調理師が作ったバランスの取れた食事を3食食べ、夜早く寝て朝はしっかり起きます。

病室も清潔に保ちます。

これらを看護師を中心に支援し、まずは心身を安定して休める安全な場所を提供するのです。

 

活動量を増やす

長期で入院をすると慢性的な運動不足になります。

 OT活動や院内の散歩などをして運動量・活動量を少しずつ増やします。

精神科の患者様は活動性が低下し、日中はほとんど寝て過ごす、という方も少なくありません。

自発的に病棟内を歩いたり、筋トレをしたりしていないと、退院後に気力や体力が回復しない、などの問題が起こります。

作業療法士や看護師が中心となって声掛けを行ないます。

 

自分の病気を理解する

自分の病気をまずは知識として理解することは、今後生活していく上で役に立ちます。

心理職が中心になり心理教育や個別カウンセリング、心理検査を実施します。

 

 

精神科長期入院者はどんな生活を送る?

精神科の入院病棟は特殊な世界です。

 

長期間入院している人や、病状が激しく悪い人もいますし、一般の社会ではないようなルールもあります。

 

入浴日もおやつを買いに行く日も決まっています。

 

そんな中で、診察やカウンセリングを受けたり、作業療法に参加したり、家族が面会に来たり、入浴や洗濯をこなしたりするわけです。

 

その方の年齢や病状に合わせて個別で支援を考えることももちろんしますが、これは病院によってどんなものがあるのかが異なります。

 

よくあるのは、中庭に花や植物を植える活動をしたり、ストレッチや筋トレを行なったり、音楽療法があったり、心身の機能を維持していくための活動をしています。

 

ちなみに、精神科病院、トラブルがとっても多いです。

おやつを盗った・盗られた問題は日常茶飯事ですし、チャンネル争いもよくあります。

これを話し合ったり我慢したりして解決していくことも、大切な治療の一つです。

 

 

精神科病院は闇が深い?人権侵害をしてきた時代から社会復帰の時代へ

さて、ここまで読んでいただいて「理解できない」世界だと思われた方、多いのではないでしょうか?

 

ほとんどの方は大人の患者様で、昔に働いた経験がある方もおられたり、結婚して子供を育てた方もおられたりしますが、喧嘩の内容がおやつやテレビのチャンネル争い・・・

若い方もおられるのに毎日入浴できなかったりスマホも持てなかったり・・・

 

普通では考えられないような生活を、精神科に入院している患者様は送ります。

そして働いている支援者たちも、「普通」の感覚を忘れてしまうことがあります。

特に日常生活を多く支援する看護師さんはそういう傾向が強くなります。

 

患者様が支援者の不適切な態度に腹を立てて怒ったとしても、その患者様が「興奮が強い」「感情が抑えられない」とされる場合も少なくありません。

 

精神科ではもう何十年も、患者様の人権を侵害するような医療とも呼べない医療が続いてきました。

 

もちろん今も、一般とはかけ離れた価値観が根付いているなど、閉鎖的であることは変わりがありません。

 

しかし、時代は確実に変化してきています。

 

今は長期入院ではなく社会復帰を前提とした短期での入院を目標とする病院が非常に増えてきています。

 

医療と福祉の結びつきも強くなってきました。

 

これまでだったら自宅での生活が困難と言われてきた人たちでも、訪問看護やヘルパーなどの社会資源を使用して地域で生活していくよう支援していくことや、病状が落ち着いた患者様が、生活で必要なスキルを訓練できる機会を提供したり、地域での生活を前提とした支援も増えてきています。

 

我々心理職にも変化が出ました。

今までは少なかった福祉領域で活躍する心理職も増えてきましたし、医療でも心理検査や心理カウンセリングだけではなく、デイケアの職員として心理職が勤務したりすることも出てきています。

 

長い歴史の中で、精神科に入院している患者様は社会復帰ができず、何十年も病院に入院し、そのまま亡くなっていく方もいました。

 

その暗い歴史から少しずつ変化が見えてきているのは、医療従事者としては期待で胸がいっぱいです。

 

まだまだ、劣悪な環境の精神病院はありますが、支援者の意識改善も各所で叫ばれており、新しい取り組みを始めた病院も多いと聞きます。

 

 

終わりに

精神科ではどんな人たちがどんな場所で生活しているのか、それらを閉鎖的に隠していては問題は何も解決していかないと思います。

 

今は病院のお祭りなどで地域の方たちが精神病院へ入れるようになっているところが多いですよね。

 

みなさんもぜひ一度近くの精神病院へ遊びに行ってみて下さい。

精神病院のお祭りは、患者様がこの日のために準備した作品や出し物があったり、すっごく楽しいのでおすすめです。

映画「ひとよ」自由のために夫を殺した母親との15年ぶりの再会 実際に見たネタバレ有り感想

映画「ひとよ」を見てきました。

情緒を揺さぶる映画で最後のほうはずっと号泣していました(笑)

今日は映画「ひとよ」の感想を書いていきたと思います。

 

 

映画「ひとよ」ストーリー

タクシー会社を営む稲村家は、父親が子どもである三兄弟にひどい暴力をふるっていました。

タクシーの運転手をして家計を支える母こはる(田中裕子)は、ある大雨の夜子どもが父親の暴力に怯えず自由に生きられるように、と三兄弟の父親であり自分の夫を轢き殺します。

こはるは子どもたちと15年後に再開することを約束し自首をします。

それから子ども達は、それぞれ葛藤を抱えながらも心の傷を隠し大人になり、事件から15年たった時、母こはるが子どもたちの元に帰ってきます。

壊れてしまった家族の絆を再生していく物語です。

 

映画「ひとよ」キャスト

長男:大樹

鈴木亮平演じる長男大樹は幼少期よりコミュニケーションが苦手で、吃音のある男性。

妻と子どももいるが・・・?

 

次男:雄二

佐藤健演じる次男雄二は、家族とは距離を置いて東京で暮らすフリーライター

母こはるに対しては一番厳しい態度を取る。

 

末っ子:園子

松岡茉優演じる末っ子園子は、美容師になる夢を諦めて、スナックで働きながら暮らしている。

 

母:こはる

田中裕子演じる母こはるは、三兄弟のためにかつては愛した夫を殺めた。その後15年後に子どもたちと約束の再開を果たす。

 

 

映画「ひとよ」  ネタバレ感想

※これ以降はネタバレを含みます※

 

 

 

最初に書いたように、すっごく情緒を揺さぶる映画でした。

 

まず印象的なのは、母こはるへの対応が兄弟間で異なり、それぞれとても良い表現の仕方をしているのです。

 

末っ子園子は母に対して「お母さんは私たちを守ってくれた」という思いを最初から最後まで貫いています。

母親を大切に扱い気を使い、抱きしめて抱きしめられる、母と子の中でも母と娘はこのような柔らかいコミュニケーションを象徴するな、と感じました。

こはるに園子が甘えるシーンはとても良いですよ。

 

長男の大樹は母親に対して両価的な感情を抱いている印象を持ちました。

そして母親への強烈なコンプレックスを抱いているとも感じます。

母親が自由にしてくれた、という感謝と、母親はそれほどまでに立派な人なのに自分は何をしているんだ、というコンプレックスと、母親のしたことで傷ついてきた思いと・・・

それらをすべて含めて「でも、母さんだぞ」とはっきりと断言する姿は、頼りないように見えてもお兄ちゃんだな、と感じます。

あまり感情を表現しない大樹ですが、奥さんに自身の母親が殺人事件を起こしていることを隠していたことについて咎められた時に、感情を爆発させるシーンがあります。

「これは稲村家の問題だ」

と苦しみながら叫ぶのですが、この長男は母親を愛し感謝をしながらも、様々な葛藤を抱えていて、誰かに話をしたり吐き出す準備などまだできていなかったのだな、と・・・

ここの演技は鳥肌ものでした。

 

次男雄二は母親に対して拒否的な態度が目立ちます。

記者である雄二は、自身の母親を批判するような記事を書いていたり、母親のしたことで自分たちは嫌がらせを受け、自由になんか生きられなかった、という苦しさを母親にぶつけたりします。

「これを踏み台にして作家になってやるよ」

と、母親を盗み撮りしたりもします。

兄弟から咎められてもそれを止めるつもりはない、と言いますが、母こはるがやけになって飲酒した従業員に連れ去られた時に、誰よりも激高して従業員に殴り掛かったのは雄二です。

ここで雄二の感情が爆発するのですが、雄二は母親が殺人を犯してまで手に入れてくれた自由があるなら、自分は成り上がらなければいけない、夢を叶えないといけない、というプレッシャーを強く抱えていたことが分かります。

そして母親に何よりまず感謝していたこと、でもどうやり直していけば良いのか分からないことを叫ぶのです。

ああ・・・憎まれ口を言っていても母親が傷つけられたら激高して母親を守る、ここも母子、特に母親と息子の関係を上手く表現しているな、と思いました。

そして一つ言わせて下さい。

 

佐藤健かっこよすぎました(笑)

役作りで10キロ増量したそうですね。

それがまた普通の男性感を出していて良かったです。

もちろんイケメンはキープしつつ(笑)

 

そしてやっぱり母こはるですね!

この母親がものすごく良い!

犯した罪について問われた時「私は間違っていない」としか言わないんです。

自分がここで意見を変えたら子どもたちがぶれてしまうことを分かっているから、間違っていない、という姿勢を崩しません。

ただ静かに涙を流すシーンが一度だけ。最後にあるのみでした。

それはかつて愛した夫への涙なのか、犯した罪への涙なのかは言及されません。

母親一人で母性と父性を兼ね備えたような、柔らかい優しさを持ちながら、芯の強い女性を見事に演じていました。

 

私はこの映画、終盤はずっと泣いていましたが(笑)

終わった後になかなか整理がつかない映画でもありました。

綺麗に答えが出るわけではない題材ですし、問題提起もあまりしていない、誰も答えを出さない、そんな映画でした。

だからこそ心に残る良い映画で、満足感が高かったです。

 

 

おわりに

久しぶりに映画館で映画を見ましたが、個人的にはとてもおすすめ。

何度でも見たくなる映画でした。

あ、しつこいですが佐藤健かっこよかったです(笑)

女性陣も魅力的な方ばかりなのでキャストにも注目ですね。

ぜひ見てみて下さい!

田代まさし覚せい剤使用の罪で5度目の逮捕 薬物依存症は再発・再使用が多い病気 どんな病気?止め続けるのはそんなに大変なことなのか?

元タレントの田代まさし容疑者が薬物使用で逮捕されました。

今回の逮捕で5度目の逮捕です。

ダルクでも活躍して、全国で薬物依存症に関する講演を行うなど精力的に活動していましたが、改めて薬物依存症の怖さを思い知らされます。

 

依存症というのは本当に再発の多い病気です。

実際に使用するのは本人なので、本人の意思の弱さや性格的なものが問題だと勘違いされがちですが、依存症は脳の病気なので本人の意思が弱いから再発するのではありません。

 

薬物依存症については以下の記事に詳しく書いています。

薬物依存症の理解は「ラットパーク実験」が一番分かりやすいと思います。

これで薬物依存症の原因が分かる!ラットパーク実験知っていますか?薬物と孤独の関係を証明した有名な実験を紹介!

 

www.ntan.work

 

薬物依存症は薬物の依存作用によってやめられなくなる、という印象が強いかもしれません。

確かに覚せい剤の依存作用は強いので、それも影響はあります。

 

ただ、覚せい剤を使用して1回で中毒になる人は実は非常に少ないのです。

 

薬物依存症は単純に薬物の依存作用だけではなく、その人の環境が社会復帰に大きく影響します。

依存症治療の専門家や支援者、家族、友人、当事者との繋がりがあるかどうか、ここが大きく影響します。

 

しかし、環境を整えて、依存症に関する知識も勉強して、意思も強く持っていても、ある時、ふと再発してしまう、それが依存症です。

 

 

「薬物を止め続ける」ということ

何かを一生涯続ける、というのはとても難しいことです。

私たちは期間とゴールが明確だとモチベーションを維持できますが、「一生」と言われると気がめいります。

 

ある薬物依存症患者様がこんなことを言っていました。

 

「このまま止め続けて、10年たったから大丈夫、とかじゃない。止め続けて死んだ時に、ようやく止められた!って言えるんだと思う」

 

まさにこれが依存症治療。

一生涯続く取り組みなのです。

 

 

「薬物のない人生」を生きる

薬物のない人生、と聞いても薬物を使用したことがない人はピンとこないと思います。

 

だけど、自分の心のよりどころであり依存対象でもある薬物を今後止め続ける、ということはとても大変なことだ、というのは想像できるかもしれません。

 

いつもどこかで空虚な思いを抱えている、再発の不安におびえている、その不安を薬物で紛らわせたくなる、でも止め続ける、まさに薬物のない人生を生きるのです。

 

 

薬物依存症 再発・再使用すれば終わり?

薬物依存症は再発するたびに周囲からの信頼がなくなります。

本人が頑張っていたことはみんな分かっていても、どうしても「あれだけ応援したのに」と失望してしまうのですね。

 

本人も自分が情けなくなりどんどん孤立します。

 

しかし、依存症治療は再発、再使用した時が治療の失敗ではありません。

依存症治療の目的は「治療に繋がり続けること」です。

再発、再使用をしても、もう一度治療を始めることができれば、そこからリカバリーができます。

 

周囲も当事者も諦めないこと、人との繋がりを切らずに見捨てないことが大切です。

 

 

おわりに

逮捕された田代まさしさん。

とても苦しかったと思います。

もちろん覚せい剤の使用は犯罪ですので、今は田代容疑者です。

 

だけど、罪を償った後は、またリカバリーのために再出発ができれば良いな、と思っています。

 

許したいけど許せない!不倫発覚後に再構築を選択した夫婦がすべきこととしてはいけないこと

不倫をされた後に離婚を選択する夫婦、再構築を選択する夫婦、または家庭内別居となる夫婦・・・

不倫をした、された後に考えなければいけないのは、その後どうするか、ということです。

 

再構築を選択した場合、もちろん苦難の道ですが、その後も夫婦で別れることはせずに一緒にいる、今回のことを乗り越えていく、という覚悟のもとだと思います。

 

今日は不倫発覚後に再構築を選択した夫婦の方に読んで欲しい記事です。

 

 

不倫発覚後に再構築を選択したらすべきこと

ステップ①話し合いをしよう

まずはとにかく話し合いが必要です。

これまでもたくさん話し合いをしてきたと思いますが、それは再構築をするかどうかの話し合いだったはずです。

 

これからは再構築をしていくための話し合いが必要です。

 

話し合いの時間は、疲労がたまらず冷静に話ができるように1回につき1時間程度が良いと思います。

カウンセリングでも時間は長くて50分と決まっていますが、これは話に集中できる時間が50分くらいまでだからです。

 

冷静に話ができるための工夫はしておくと良いですね。

お茶を用意するとか、喫茶店で話すとか、あらかじめ紙に書いておくとか。

でも、それらをしても冷静に話はできないことはお互い認識しておくべきです。

要はヒステリックになり、絶対に言ってはいけないような言葉を言わないための対策であり、最初から最後まで冷静に話ができる人は、よほど自我の強い人であって、そんな人はめったにいないと思います。

 

さて、話し合う内容はご夫婦によって違うと思いますが、以下のことは話し合った方が良いと思います。

 

・最終的にどうなりたいのか

・二人でこれだけはする、というコミュニケーション

・しんどくなった時の対処法

 

最終的にどうなりたいかは大切だと思います。

共通の目標です。

 

例えば

「最終的には許して前のように仲良くなりたい」のと「許せなくても夫婦関係は継続し家庭の維持のために協力したい」のでは大きな差がありますよね。

 

今の段階でお互いがどう思っているのかを確認し、これから先この考えは変化していく可能性もあることも共有できると、目指すべき場所がはっきりするだけではなく、希望も持つことができます。

 

そして二人のコミュニケーションです。

どうしても最初はぎくしゃくしますので、最低限これだけはする、というものを決めると良いと思います。

 

ただ「信じてもらうために連絡はマメにする!」というような、懲罰的なものではないほうが良いです。

これだと関係性が平等ではないので、共通の目標を持つ二人、というのが薄れてしまいます。

不倫はしたほうに大きな責任はありますが、コミュニケーションに関しては平等であるべきです。

 

「朝は挨拶を必ずする」

「月に一度は一緒に食事に出かける」

「寝る前は1分で良いので今日あったことを話してみる」

「月に一度手紙を書きあう」

など何でも構いません。

実行しやすく継続できる「良いコミュニケーション」を、二人でしていく、という約束をすると良いと思います。

 

 

最後にしんどくなった時の対処法です。

不倫をしたほうもされたほうも、再構築中に精神的に不安定になることは必ずあります。

その時にどうするのか・・・

話し合いをするのか、少し一人の時間を持つのか、気晴らしに出かけるのか、何でも良いのでできそうな対処法を話し合っておくと安心です。

 

実際にしんどくなった時、対処法をまずは試してみて、それでも無理そうなら他の対処法を一緒に考える、という方法は、とても前向きで現実的です。

 

 

以上が、不倫発覚後に再構築を選択した夫婦が、話し合うと良い事柄です。

 

 

ステップ②気持ちが落ち着くことをしよう

さて、話し合いである程度の方向性が決まれば、次二人で気持ちが落ち着くことをしてみましょう。

 

不倫発覚前から、された側は不倫を疑ったり証拠を集めたり、悩んで苦しんできました。

発覚後も心がとても不安定になっていますし、疲れているのに眠れない、食欲がない、など心身ともに疲弊していると思います。

そして不倫をした側も疲れています。

不倫をしている時は楽しかったかもしれませんが、実際に二重生活というのはものすごく疲れるものです。

もちろんばれた後は心休まる暇なんてなかったと思います。

 

そして何より、夫婦は本来信頼し、安心できる関係性であるはずなのに、今の二人の間には「不安」「不信」「罪悪感」「嫌悪感」などの負の感情が大きくなっていて、安心な関係性とはほど遠いものになっています。

 

結婚生活は日常を維持すること。

安心できない関係のままでは生活ができません。

 

そこで、できれば一緒に気持ちが落ち着くような何かをしてみて下さい。

 

・美味しい珈琲が飲める喫茶店に行く

・大好きな映画を一緒に見る

・植物園に行ったり生け花を買って花を観賞する

・マッサージに行く

 

など何でも構いません。

最初はその時は気持ちが落ち着いても、すぐにまた怒りや悲しみで一杯になるかもしれません。

それでも良いんです。

それでも、その時間だけでも落ち着く時間を共有できれば、まずは第一歩です。

 

 

ステップ③日常を取り戻そう

不倫によって失ったものは多いと思います。

お金、時間、信頼、愛情・・・そして平和な日常です。

 

朝起きて活動をし、3食の食事を食べて、夜には寝る。

部屋は適度に片づいていて、毎月の生活費は足りている。

 

そんな派手ではないけど普通の平和な日常を取り戻すことは、不倫後に再構築する上では欠かせません。

 

睡眠のリズムを取り戻し、少量でも良いので3食を夫婦で食べて、日中はそれぞれ活動をし、休日には休んだり遊んだりしてみて下さい。

 

すぐにすべて整わなくても大丈夫です。

 

できる部分から整えて、普通の日常をまずは1か月送ってみて下さい。

そしてその中で、「ここがどうしても許せない」「もう少しこういう風にしていきたい」「再構築の目標が変化してきた」などが出てくると思います。

そしたらまた話し合いをするのです。

 

 

基本的にはステップ①~ステップ③をずっと繰り返していくものだと思います。

話し合い→気持ちを整える→日常生活を送る→話し合い

と何度も繰り返していくうちに、少しずつ心が出来事を消化してくれる可能性が出てくるのです。

 

 

不倫発覚後に再構築を選択した場合してはいけないこと

何をしてはいけないかは人によるとは思いますが、

「早く解決しようとしない」

というのは共通していることだと思います。

 

人の心は、ショックな出来事を消化するのに時間がかかります。

最初の数週間から数か月は、たくさんのショック反応が心身に出てきます。

涙が出たり体調を壊したり、感情が不安定になったり、食欲がなかったり・・・

それらはショックを消化するのに必要な工程で、それを飛ばしてしまうとショックの消化は余計に時間がかかります。

 

「謝っているのにしつこい」

「もう終わったことだ」

というような発言は、事態をさらに悪化させるだけで誰にとっても良いことなどありません。

 

「自分が許せば、忘れれたら良いんだ」

「自分が悪いからこうなったんだ」

と自分を責めて無理をするのも逆効果です。

 

それよりも、先ほどあげたステップを淡々と、事務的にでも良いのでこなしていくほうが、気持ちの消化は早く進んでいくのです。

 

一生の愛を誓い合ったのにこんなことになったのです。

早く解決なんかできるわけがありません。

覚悟を決めて腰を据えて、夫婦が協力できる体制を作ることが大切です。

 

 

おわりに

不倫発覚後に再構築を選択した場合、たくさんの困難があります。

しかし、再構築をした結果幸せに暮らしている方も多くいることも事実です。

 

無理をせずゆっくりと、夫婦のきずなを再度作っていくつもりでとりかかると良いかもしれませんね。

旅ごころブログ 心理カウンセラーが書く心理学・精神医学(時々旅行や映画)紹介ブログ 10月ピックアップ記事

旅ごころブログの10月ピックアップ記事です。

このブログは心理カウンセラーである筆者が、精神疾患に関する知識や日常で使える心理学の知識を紹介するブログです。

心理学は日常の小さなことを解決するための知識も得られますし、自分を見つめなおすこともできるようになります。

ぜひ興味のある記事から読んでみて下さい。

 

 9月のピックアップ記事はこちからから↓

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 関東を襲った台風19号 災害後のPTSDを予防するためのリラクゼーション技法を紹介 心の元気があるからリカバリーができる

関東を襲った台風19号

甚大な被害が出て本当に驚きました。

今もまだ多くの方が避難所生活をされて、不安な日々を過ごされていると思います。

大きな災害後にはPTSDのリスクが高まります。

直接災害に遭った方だけではなく、ニュースで見ているだけでも心の不調は起こります。

ラクゼーションを行うことで、PTSDのリスクを減らすことが可能です。

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 虐待の内容、虐待者の内訳統計データから考える、偏見をなくして子連れ再婚で幸せになる世の中にするためには シングルマザーでも子どもを愛しながら恋ができる!

連れ子を虐待し死なせてしまう、そんな事件があるたびにシングルマザーは恋をしにくくなります。

虐待の統計データを見ながら、シングルマザーへの偏見も考えていきます。

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 現代の女性として生きていくためには 多様化する価値観「結婚しないの?子ども産まないの?兄弟作らないの?え?専業主婦なの?」自分なりの価値観を見つける女性の旅は長い

女性やっていると思いますが、

「結婚しないのー?」「子ども作らないの?子どもは良いよ~」「一人っ子ってかわいそうじゃない?兄弟作らないの?」「え?専業主婦なの~?ばりばり働きたいとかないんだ」

いったい、何をどうやったらこのマウンティング合戦は終わるんでしょうか!(笑)

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 浮気や不倫をやめたい人集合!今のパートナーにもう一度恋をして二度と浮気や不倫をしない方法

浮気や不倫をされて苦しんでいる方のための記事は多いですが、意外にも少ないのが「やめたくてもやめられない人」のための記事です。

せっかくパートナーになったのですから、何度でもパートナーに恋をしたいものですよね。

この記事は浮気や不倫をやめるための具体的な方法を書いています。

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 映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」筋ジストロフィーを抱えながらもボランティアと一緒に青春を駆け抜けた男の実話をみた感想

身体は不自由でも心は自由に生きた男性と彼を支えるボランティアとの実話を描いた作品の紹介です。

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 病態水準の視点 適応障害神経症水準で統合失調症は精神病水準?病態水準を学ぼう

病態水準とは、医師でいう「診断名」のようなもの。

心理士は診断名ではなく、その方の心の水準でその方を評価します。

ややアカデミックな内容ですが、この記事を読むと人間の心のメカニズムがよく分かると思います。

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HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン) 敏感で繊細な特徴を持つ人たちが少しでも生きやすくなるための工夫点

HSPとは普通の人よりも心も身体も繊細で敏感、という体質の方を指します。

わがまま、甘え、と本人の性格のせいにされがちですが、決してそうではありません。

体質であり病気ではないため、治療をして完治する、というものでもなく、日常生活でのちょっとした騒音や物音、人が怒っている場面や人ごみなどの刺激に対して、普通の人よりもずっと疲れてしまうのです。

そんなHSPの方の特徴と工夫点について書いています。

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 子どもも旦那も褒めてのばそう!イライラする人集合!「私ばっかり!」をなくすためには

「褒めて伸ばす」は今や色々な雑誌やコラムで目にする言葉です。

でも実際上手くいきますか・・・?

これを読めてすこーしだけ、旦那さんやお子さんが変化するきっかけを作れるかもしれません。

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旅ごころブログを始めてもう少しで1年がたちます。

ご愛読いただいている皆様、ありがとうございます。

今後も心理学の知識を広めていきたいと思っています。

子どもも旦那も褒めてのばそう!にイライラする人集合!「私ばっかり!」をなくすためには

 

育児本や旦那の取り扱い説明書(?)的な書籍には必ず書いてあることがあります。

 

「できなかったことを怒るよりできたことを褒めよう」

「褒めてのばそう」

 

みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

そして実践してみたことがある人もいると思います。

 

実践してみた方、結果はいかがでしたか??

 

「すっごく上手くいった!」

「子どもは素直になったし、旦那は手伝いを率先してしてくれるようになった!」

 

という方、ものすごく少ないのではないでしょうか。

 

 

実際は

・褒めてみても効果をあまり感じられなかった

・相手の良いところを見つけようにも良いところがない

・イライラしてそれどころじゃなかった

・上手く褒めれないことに落ち込んでしまった

 

 

という方がほとんどだと思います。

 

今日は「褒めてのばす」が上手くいかない時のコツについて紹介していきます。

 

 

 

「褒めてのばす」が上手くいかないワケ

まずは「褒めてのばす」が上手くいかない時の理由について考えていきましょう。

 

①やたらめったら褒めている

よくある間違いがこれです。

子どもや旦那さんの行動のほとんどを褒める、これはあまり効果がありません。

褒める場合は「ターゲット」を絞る必要があります。

例えば「帰ってきて手洗いをする」「食べ終えたら食器を下げて水をかける」「宿題をする」」などです。

相手のすべての行動を褒めていると、「何をしたら褒めてもらえるのか」が相手に伝わらないため、効果が薄れてしまうのです。

 

②褒め方が相手に合ったものではない

旦那さんに対して「すごいねー!」と頭を撫でてもあまり喜ばないかもしれませんし(喜ぶ人もいると思いますが)、お子さんに対して固い言葉で褒めてもピンときません。

相手に合った言葉、つまり相手が嬉しいと感じる言葉を用いて褒めていきましょう。

 

③褒めるのが遅い

相手が良い行動を取った時に、なるべく早く褒めることが大切です。

時間がたって「あの時はありがとう」と言うよりも、タイムリーに伝えた方が効果が高いことが分かっています。

もちろん、後から伝えることはそれはそれで良いことだと思うので、両方使い分けてみると一番良いですね。

 

 

「褒めているのに全然良い関係にならないし、相変わらず怒ってばっか!」

というあなたは、まずはこの3点を改善してみて下さい。

 

「褒めてのばす」が上手くいくためのポイント

具体的な方法として、実際に私が試したことのある例を挙げてみます。

 

私たち夫婦は私のほうが朝早く起床をし、時間になると主人を起こしているんですが、主人が起きた後に私が簡単にベットメイキングをしています。

 

この時に主人はベットの近くにある窓を開けて、電子煙草を吸っているのですが、ある日何と主人が私が何も言っていないのにベットメイキングをしてくれたんです!

 

毎日ではありません。たまたまその日は気が向いてしたのでしょう。

 

ベットメイキングをしてくれた時に、即座に「してくれたの!?ありがとう!すごい綺麗にできてる!助かったー」とお礼を伝えました。

 

それ以降はしてくれている時もあればしてくれていない時もあります。

 

してくれている時は「ありがとう!」とお礼を伝えて、してくれていない時は何も言わずに私がベットメイキングをします。

 

これを継続していくと、ベットメイキングを毎日してくれるようになる可能性が高くなります。

 

ポイントは

①相手が自発的に行った行動を褒める(たまたま気が向いてベットメイキングをした、など)

 

②今後も同じ行動が出たらそれについても褒める

 

③同じ行動が出ない日には何も反応をしない(怒ったり催促はしない)

 

④これを繰り返す

 

「相手が自発的に行った行動」について褒める、という部分はとても大切です。

「自分がして欲しい行動をしてもらいそれについて褒める」と勘違いしやすいですが、これは間違いです。

「自発的に出た行動」について褒めないと効果は薄まります。

 

例えば「たまたま朝早く起きてきた」とか、「たまたまお皿を下げてくれた」とか、「たまたま靴下が裏返しになっていなかった」とか・・・

 

相手が自発的に行った行動で、こちらからすると嬉しいなと感じること、結構探せば日常でたくさんあります。

その行動について褒めていくことが大切なんです。

 

また④も大切ですね。

繰り返していくことです。

 

行動が変化するのは長い時間がかかります。

1か月やそこらでは変化はしません。

半年とか1年とか、長い時間かかって行動が変化していくことが一般的です。

 

 

 

さて、「褒めてのばそう」と巷ではよく言われていますがやり方を間違えてしまうと、あなたの負担は大きい割には効果が出ない、ということになってしまいます。

 

上記のポイントを参考にしていただき、長い目で「自発的に手伝ってくれる」を目指していきましょう。